2022.02.10
- 治療と予防歯科
あなたの親知らず、抜くべき?残すべき?
親知らず、あなたには生えていますか?親知らずがあると「いつか傷みだすかも」「抜くべき?残しても大丈夫?」など不安を感じることも多いのではないでしょうか?親知らずを抜くべきかどうかは、その生え方や周囲への影響によって異なります。
お口の中の不安の種にもなる親知らず。その特徴や適切なケアについて知り、お口の中を健康に保ちましょう。
◆親知らずとは?
親知らずは、他の永久歯が生えそろった後、10代後半から20代前半にかけて生えてくるのが一般的です。親知らずは全部で4本ありますが、人によって生える本数も違います。
さらに完全に生えるのではなく、頭だけ出ていたり、生えているにもかかわらず歯ぐきの中にとどまっていたりなど、生え方も人それぞれです。
そもそもなぜ親知らずだけがほかの永久歯と比べて生え方づらく、また斜めや横向きに生えてしまうのでしょうか?それは顎の大きさに関係があります。
昔の人間は固いものを食べることが多く、あごも大きく発達していたので、最期に生える永久歯である親知らずの生えるスペースも十分にありました。ですが食生活の変化などで顎やお口の中が小さくなり、不十分なスペースのなか、親知らずが生えるため、先に生えている歯を押して傷めたり、斜めに生えたりなどして、お口の中にトラブルをもたらすようになったのです。
◆抜くべき?残すべき?
親知らずを抜くべきか残しておくべきかは、生え方によって変わります。抜いたほうがいいケースは、おおむね以下の4パターンです。
親知らずはとても治療しにくい位置に生えています。そのため虫歯や腫れ、痛みを繰り返すようなら、症状がひどくなる前に抜歯してしまうほうが安心です。
斜めや横向きに生えた親知らずが、隣の歯を押してしまうことがあります。この状態が続くと押されている歯の根が溶けてしまうこともあるので、この場合も抜歯をおススメします。
親知らずが生える方向によっては、隣の歯を前へ前へと押しやってしまうので、歯並びをゆがめてしまうことがあります。歯列矯正でせっかく整えた歯並びが乱れてしまうようなら、抜歯して不安を取り除きましょう。
親知らずが歯ぐきの中に埋まっているケースでは、歯の根の周辺に「含歯性嚢胞」という膿の袋ができてしまうケースがあります。トラブルのもとになるため、親知らずごと摘出すると安心です。
◆親知らず外来も人気です。
生え方も複雑で、放置しておくとトラブルを起こしがちな親知らず。親知らずがある方は、年に一度、口腔内レントゲンを撮影してで変化や異常がないか確認すると安心です。
また親知らずは高度な治療を要することが多いので、状態によっては治療できない歯科医院もあります。
はなふさ歯科医院では、難しい治療にも対応できる「親知らず外来」を設けていますので、万が一のトラブルの際や、口腔内レントゲンなどのメインテナンスにぜひご来院ください。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
月・火・水・金 9:00~12:30/14:30~17:15
木・土 9:00~12:15/14:00~16:45
WEBサイト:https://8723dental.com/
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