2022.03.24
- 治療と予防歯科
いびき改善も歯科医院で!
「歯科医院でいびきの治療もできるの?」そう思われる方も多いかもしれませんね。ですが歯科大学の附属病院や歯科医院では、いびき治療のための「睡眠時無呼吸症候群外来」を設置している医院が増えています。
怖い病気につながることもあるいびき。今回のコラムでは、その原因や対処方法についてご紹介します。毎日の健やかな眠りにお役立てください。
◆いびきをかく仕組み
眠っているときは、体の力が抜けて全身の筋肉が緩みます。実はそれがいびきを引き起こす原因の一つです。睡眠中は舌やのどの周りの筋肉がゆるみ、舌がのどの奥のほうへと落ち込んでしまい、気道が狭くなってしまいます。その狭くなった気道に空気が通るたびに周囲の粘膜が震えて音が出てしまうのです。
特に風邪や飲酒、疲労、肥満は気道が狭くするので、さらにいびきをかきやすくなります。
そのほか鼻づまりで口呼吸になりやすい花粉症やアレルギー性鼻炎も、いびきの原因になってしまいます。
◆放っておくとコワイいびき
疲れた時や深酒をしたときなどに、たまにいびきをかく程度であればさほど問題ではありませんが、いびきを慢性的にかくようになっていたり、家族に迷惑がかかるほどの大音量のいびきをかいたりする場合は、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ているときに呼吸が低下したり止まったりする病気で、睡眠の質が悪くなるだけでなく、脳や心臓などの臓器に負担がかかり、高血圧、糖尿病、うつ病などの原因にも。睡眠時無呼吸症候群は放置しておくと症状が悪化するので、思い当たる方は「睡眠時無呼吸外来」や「いびき外来」などを早めに受信しましょう。
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睡眠時無呼吸症候群が原因で起こる可能性のある病気や危険性
- ・高血圧、糖尿病、腎臓病、心筋梗塞、心不全、不整脈、脳梗塞、胃食道逆流症
- ・うつ病やイライラ、倦怠感、日中の強い眠気
- ・仕事や勉強の能率の低下、居眠り運転事故 など
◆歯科医院でいびき改善?
いびきの代表的な治療方法は大きく3つ。「レーザーなどによる外科手術」「鼻から空気を送り込む機械を装着して寝るCPAP療法」「マウスピースの装着」が挙げられます。まずは手軽に始めたいという場合には、スリープスプリントと呼ばれるマウスピースを装着して寝るのがおススメ。このマウスピースは歯科医院で診療を受け、つくることができます。
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歯科医院での一般的な診療の流れ
- 医師による問診
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- 睡眠中の呼吸や血中酸素の状態などを測り、睡眠呼吸障害の程度を測定
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- 必要に応じてレントゲンや内視鏡による検査を実施
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- 患者様にあうマウスピースを作成・睡眠時に使用
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- 治療効果の測定
マウスピースによる治療は、外科手術や機械の装着よりも患者様への負担が少ないのが魅力です。
もし家族から「イビキがうるさくて寝られない」とよくいわれる、また自分でも「たっぷり寝たはずなのに、熟睡した感じがしない」という方は、一度「睡眠時無呼吸外来」など病院で診てもらうと安心です。
はなふさ歯科医院にも「睡眠時無呼吸外来」がありますので、気になる方はご来院ください。まずはご相談だけでも大丈夫ですよ。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
月・火・水・金 9:00~12:30/14:30~17:15
木・土 9:00~12:15/14:00~16:45
WEBサイト:https://8723dental.com/
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TEL:086-265-7007(人事担当:山本)
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