2021.12.27
- 歯とお口のセルフケア
噛む噛む エヴリバディ
11月からスタートしたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。岡山を舞台においしそうな和菓子も登場し、甘いものが大好きなはなふさ歯科医院のスタッフたちも、楽しみに見ています。
さてその「カムカムエヴリバディ」のタイトルにかけて、今回は「噛む」ことの大切さをテーマに、皆様の健康に役立つ情報をお届けさせていただきましょう。
◆噛まない食事習慣が起こす悪循環
忙しい・面倒臭いなどの理由で、ついつい噛むことが減り、早食いになっていませんか?噛まない食事を続けていると、「かむ力が弱くなる→偏食・唾液量の低下→虫歯や歯周病になりやすくなる→歯を失う→さらにかむ力が弱くなる」といった悪循環に陥ります。
歯を失うと食事が困難になるなど栄養をうまく体に取り込めず、健康面にも影響が出ます。また会話が困難になって人とのコミュニケーションが億劫になるなど、精神面への影響も懸念されます。
◆噛むことの大切さ ~ひみこの歯がいーぜ~
「ひみこの歯がいーぜ」という言葉、聞いたことがありますか?これは噛むことのメリットをあらわした標語です。「ひみこの歯がいーぜ」の8文字に「8つの噛む効用」が盛り込まれています。
では、それぞれの効用を見てみましょう。
- ひ:肥満を防ぐ
- み:味覚の発達につながる
- こ:言葉の発音がはっきりする
- の:脳の発達につながる
- 歯:歯の病気予防
- が:がんの予防
- い:胃腸の働きを促進
- ぜ:全身の体力向上(全力投球)
卑弥呼がいた弥生時代の人たちは、現代人よりも噛む回数が何倍も多かったという説も。卑弥呼も食事をよく噛んで、いい歯をしていたかもしれませんね。
実際に食べ物をしっかり噛むことで、消化がよくなり栄養をきちんと吸収できるようになるほか、食べ物の味や触感などの感覚情報が脳に伝えられることで、脳の活性化にも期待ができるといわれています。
さらによく噛むことで歯を食いしばる筋力が鍛えられ、体にもしっかり力が入るように。運動を楽しめるようになり、体力や健康な体の維持にもつながります。
肥満やメタボを気にされている方にとっても、噛むことはおススメです。よく噛んで食べることにより脳内の満腹中枢が刺激され、食べすぎを防いで肥満を予防する効果もあるのです。
◆噛む習慣をつくる食事とは?
よく噛んで食事をしようと心がけていても、「忙しい」「噛むのが面倒」といった理由で、ついつい噛む回数が減り早食いになってしまうことも。そんな方におススメなのが、食材の切り方や調理、食事のとり方の工夫です。こうした工夫を取り入れることで、自然に噛む回数を増やすことができます。
- <よく噛むようになるお料理&食事のポイント>
- ・具材を大きく切る
- ・歯ごたえを残す
- ・水を飲みながら食事をしない
- ・テーブルで食事をする場合は床に両足の足底をつける
- ・急いで食べない、食べている人を急かさない
- ・食事は楽しんでいただく
こうしたポイントを心がけ、できるだけよく噛んで食べるようにしましょう。一口につき30回以上噛むのが理想です。
噛み応えのある食事としては「きんぴらごぼう」や「タコやイカ、そのほか切り干し大根を使った料理」などがおすすめです。またごはんに玄米を混ぜると、噛み応えが増しますよ。
いかがでしたか?噛むためには、虫歯や歯周病を予防し歯の健康を保つことが重要です。かかりつけの歯科医院をつくり、定期メインテナンスに通うように心がけましょう。
はなふさ歯科医院でも定期メインテナンスに力を入れています。ご興味のある方は、お話を聞きに来られるだけでも大丈夫です。ぜひお気軽にご来院ください。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
月・火・水・金 9:00~12:30/14:30~17:15
木・土 9:00~12:15/14:00~16:45
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