2021.12.23
- 歯とお口のセルフケア
オーラルフレイルは早めに対策を!
みなさん「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
「オーラル=お口に関すること」と「フレイル=加齢による衰弱の中でも回復が見込まれる状態」をあわせた造語で、オーラルフレイルは、高齢になったことでお口のなかの機能が衰え、噛む・飲み込む・話すなどの行為がしにくくなってきている状態を意味します。
そしてこのオーラルフレイルを放っておくと、段々ものが噛めなくなり、柔らかいものばかりを食べるようなり、さらに噛む機能が低下してしまう、といった悪循環にも陥りかねません。食べる力が衰えると体に必要な栄養をしっかり取り込めなくなったり、胃腸に負担をかけたりと、全身の健康にも良くない影響を及ぼします。
また話しにくくなることで会話や人とのコミュニケーションが減り、心への負担になることも。
「硬いものを噛むのが辛くなってきた」「活舌が悪くなってきた」と感じたら、それはオーラルフレイルが始まっているサインかもしれません。早めに対策をはじめ、お口の中から健康を保ちましょう。
◆まずはセルフチェックを!
「オーラルフレイル」と聞くと、高齢の方の症状と思われるかもしれませんが、50代から始まるケースも。まだまだ大丈夫と過信せず、まずは自分のオーラルフレイルの危険度をチェックしてみてください。
<オーラルフレイルのセルフチェック項目>
下記の質問に、はいといいえで回答し、その合計点によってオーラルフレイルの危険度がわかります。
※歯を失ってしまった場合は義歯等を適切に使い、堅いものもしっかり食べるられるよう治療することが大切です。
- <オーラルフレイルの危険度は?>
- 合計点数が
- 0~2点:オーラルフレイルの危険性は低い
- 3点:オーラルフレイルの危険性あり
- 4点:オーラルフレイルの危険性が高い
いかがでしたか?3点以上なら積極的にオーラルフレイル対策を始めましょう。2点以下の方も定期的に歯科医院に通い、予防やメインテナンスを心がけてくださいね。
◆始めよう!オーラルフレイル体操
オーラルフレイルを予防・改善するための、効果的な体操をご紹介します。ご自宅でも気軽にできる体操なので、ぜひ毎日の暮らしに取り入れてみてください。
お口の中の動きをスムーズにし、食べ物を飲み込みやすくなるように鍛えます。
「パ」「タ」「カ」「ラ」の発音を各8回×2セット行います。
「パパパパパパパパ」のようにリズムよく発音しましょう。
それぞれの音を発音するときは、下記のような口の動きを意識してください。
・パ:唇をはじくように「パ」と発音
・タ:舌先を上の前歯の上につけてから「タ」と発音
・カ:舌の奥を上あごの奥につけてから「カ」と発音
・ラ:舌を丸めてから「ラ」と発音
ガムをリズムよく嚙むことで、「噛む」ときに必要な筋肉を鍛えることができます。
- 1.ガムを口に入れ、唇をしっかりと閉じて噛みましょう。
- 2.噛むときは左右両側で均等に噛むようにしましょう。
- 3.2分間はテンポよく一定のリズムで、3分間は自由に、計5分間噛みましょう。
できれば1日2回、朝と昼に行う習慣をつけてください。
ガムはキシリトールガムを選ぶと、虫歯予防にもなり安心ですよ。
このほかにも、オーラルフレイルを予防・改善するための体操はいくつもあります。お知りになりたい方は、はなふさ歯科医院のスタッフまでお声がけくださいね。
お口は体全体の健康の入り口です!健康なお口で食事や会話を楽しんで、笑顔で暮らせる健康長寿を目指しましょう。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
月・火・水・金 9:00~12:30/14:30~17:15
木・土 9:00~12:15/14:00~16:45
WEBサイト:https://8723dental.com/
高い専門性が身につく、やりがいのある職場です!
福利厚生や産休・育休など女性が働きやすい支援制度が充実。
ご興味のある方はお気軽にご連絡を!
TEL:086-265-7007(人事担当:山本)
笑顔いっぱいの職場です。楽しく働きましょう♪
求人サイトはこちら:
https://shika-kyujin-okayama.com/