2021.08.19
- 歯とお口のセルフケア
キシリトールはナゼ歯にいいの?
虫歯にはお菓子は控えたほうがいいと分かっていても、やっぱり甘いものって恋しくなりますよね。
そんな時は、お砂糖ではなくキシリトールを甘味料に使っているお菓子を選びましょう。最近はガムやキャンディだけでなく、グミやラムネ、チョコレートなどもお店やweb通販で見かけるようになりました。
キシリトールは「虫歯になりにくい」「エナメル質の修復を助ける」などの力を持っています。これなら甘い子菓子を食べながら、虫歯予防もできそうです。
◆キシリトールは白樺からできている!?
キシリトールといえばガムの甘味料というイメージが強いかもしれませんが、イチゴやホウレン草など、天然の果物や野菜にも含まれています。またお菓子などに使われているキシリトールの甘味料は、ほとんどが白樺や樫の木などから抽出された成分が原料になっています。木から甘味料が作られるなんて、ちょっと不思議ですよね。
◆虫歯を予防する力とは
そもそも甘いものはナゼ虫歯の原因になるのでしょう?お砂糖などの糖分は、虫歯の原因菌「ミュータンス菌」のエサになって酸に変わり、歯の表面を溶かして虫歯にしてしまうからです。ですがキシリトールからは酸をつくれず、歯を溶かすことができないのです。さらにキシリトールはミュータンス菌の活動を弱める力をもっているので、虫歯予防にとても効果的なのです。
◆再石灰化で歯を強くする
食事や間食など、ものを食べるたびに、歯の表面のカルシウムなどが溶け、虫歯になりやすい状態になるのですが、キシリトールは唾液の中のカルシウムの濃度を高め、溶かされた歯の表面を修復する力を持っています。
この修復作用を再石灰化と呼びますが、これを繰り返すことで歯の表面が固くなり、虫歯になりにくい強い歯を作ってくれます。
ただ、キシリトールはあくまでも虫歯予防の一部なので、毎日の歯磨きをはじめ、お口の中のケアはお忘れなく!
◆キシリトール100%のものを選びましょう
とはいえ、キシリトール入りなら何でもいいというワケではありません。せっかくキシリトールが入っていても、お砂糖など一般的な糖分が含まれていると、ミュータンス菌が酸をつくり、虫歯の原因になってしまいます。パッケージに「キシリトール100%」と書かれているものや、キシリトール以外の甘味料が書かれていないものを選びましょう。
キシリトール100%のお菓子は、歯磨き後すぐに食べてもOKです。お子様の歯磨きの「ご褒美」にもぴったりです。
◆一番のおススメは「ガム」
キシリトール入りのお菓子の中で、虫歯予防に一番おススメなのが「ガム」です。もともとキシリトールの甘味成分は味覚を刺激して唾液の分泌を促してくれますが、ガムの場合は長い時間かむことで、さらに唾液がたくさん出て、歯を強くし、お口の中の細菌も抑えることができます。
いかがでしたか?虫歯を予防し、丈夫な歯を作るキシリトール。さらには歯垢をつきにくくする力や、口臭を予防する効果があります。詳しいことをお知りになりたい方は、はなふさ歯科医院まで、歯のメインテナンスがてらお越しください!
ガムやタブレットなど、キシリトール製品も販売しているので、ぜひお役立てくださいね。
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