2021.10.14
- 歯とお口のセルフケア
スウェーデン発!イエテボリ歯磨き法
世の中には、歯磨きに関するアイテムや情報がたくさんあって、どれを選べばいいか迷ってしまうことはありませんか?
そこで今回は、はなふさ歯科医院がおススメしている「イエテボリ歯磨き法」をご紹介します。これは予防歯科の先進国スウェーデンで生まれたフッ素入り歯磨き剤を使う方法で、難しいテクニックも必要なく、時間もそれほどかかりません。
虫歯の予防効果が高いので、ご自宅でのセルフケアに、ぜひ取り入れてみてください。
◆スウェーデンの予防歯科は国家プロジェクト
イエテボリ歯磨き法を生んだスウェーデンは、虫歯など歯科疾患をもつ国民が少ないことで有名です。ですが、かつては虫歯や歯周病などで歯を失う人がとても多い国だったそうです。そうしたなか、あまりの惨状を見かねたスウェーデン政府が、国家プロジェクトとして「予防歯科」を1970年代にスタートさせ、国民の歯の健康づくりに努めました。
その取り組みがみごとに実り、近年のスウェーデンでは国民の歯はみるみる健康になりました。例えば、70歳で残っている自分の歯の平均本数を見てみると、日本人が16本なのに対してスウェーデン人はなんと21本も。
成人の歯は親知らずを除くと28本なので、70歳にしてほとんどの歯が残っていることに。スウェーデンにおける予防歯科の、レベルの高さに驚かされます。
◆始めよう、イエテボリ歯磨き法
イエテボリ歯磨き法の最大の特徴は、フッ素入りの歯磨き剤を使うこと。フッ素が歯の表面にとどまることで歯が強くなり、虫歯菌の活動を抑える効果があるのです。
- <イエテボリ歯磨き法>
- 1:歯ブラシにフッ素入り歯磨きペーストを2cmつける
(3~5才は5mm、6~14才は1cm) - 2:歯磨きペーストを歯の全体にまんべんなく広げる
- 3:2分間、歯を磨きましょう
- 4:終わったら10mlの水を口に含んで、約30秒すすいで吐き出します
(10mlは、ペットボトルのキャップ1杯分程度です) - 5:その後、2時間程度は飲食を控えましょう
最小限の水ですすぎ、歯磨き後2時間は飲食をしないことで、少しでも多くのフッ素を長時間歯の表面にとどめておけます。寝る前の習慣にすれば、ムリなく飲食を控えることができますよ。
さらにはなふさ歯科医院では、この2分間の歯磨きについては「歯に対して歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かして磨く」ブラッシングスタイルをおススメしています。
◆定期メインテナンスもお忘れなく!
イエテボリ歯磨き法は、虫歯予防の効果がとても高いブラッシング法ですが、セルフケアではどうしても歯垢が取り切れず、歯石の原因になってしまいます。
定期メインテナンスとして、2か月に一度は歯科医院に通い、歯石を除去し、また歯や歯ぐきに異常がないかをチェックしてもらいましょう。スウェーデンでも、虫歯予防にはセルフケアとプロケアの併用が重要だと考えられています。
フッ素入り歯磨きは、はなふさ歯科医院でも販売していますので、気になる方はどうぞお気軽にご来院ください。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
月・火・水・金 9:00~12:30/14:30~17:15
木・土 9:00~12:15/14:00~16:45
WEBサイト:https://8723dental.com/
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