2022.02.24
- 歯とお口のセルフケア
- 治療と予防歯科
いつまでも若々しく!エイジングケアもお口の中から
年齢に関わらず、いつまでも若々しくいるためには、お口の中のケアが大切だということをご存じですか?歯科医院の中にはアンチエイジング外来を設けているところもあるほどです。
お口の中の健康を守り、噛む力を維持することで、見た目を若々しくし、脳の働きまで活性化することが可能なのです。このブログを参考に、お口の中からエイジングケアを始めてみませんか?
◆噛むほどに美しく、頭もさえる
食べ物を口に入れて噛んでみると、顔全体や頭、舌、さらには首や肩まで動いているのがわかります。これらの動きは脳がコントロールしているので、よく噛むことで脳へ送る情報が多くなり、脳の働きも活発化してくるのです。
例えば、野球のメジャーリーガーが試合中にガムを噛むのは、脳を覚醒させ集中力を高めるためだという説も。
このほか記憶力や意欲、共感力、切り替え力なども、噛むことで活発化するといわれています。さらにこうした効果は、むしろ高齢になるほど顕著に表れるという研究結果もあり、噛むことは認知症予防にもつながっています。
また、よく噛むことで唾液の分泌が活性化されますが、唾液には若返りホルモンとも呼ばれるパロチンというホルモンが含まれていて、髪や肌を美しくしてくれる効果があるといわれています。
◆唾液を増やそう
人が1日に分泌する唾液の量は約1.5リットル。500mlのペットボトルなら、なんと3本分もの量になります。
ただ、人によっては唾液の量が減り、ドライマウスになることも。その原因の9割は、生活習慣や薬の副作用だとされています。つまり生活習慣を変えることで、唾液量を増やすことが可能なのです。
唾液を増やすのに効果的なのがよく噛むこと。食事には根菜など歯ごたえのある素材を選ぶようにする、シュガーレスのガムを噛むなど、よく噛むことを心がけましょう。噛むことで耳の下や、頬、下やあごなどにある唾液腺を刺激し、唾液の分泌が活発になります。
そのほか「おしゃべり」も有効です。声を出しておしゃべりすることで、やはり唾液の分泌が促進されるのです。
◆唾液検査を受けてみよう
唾液はエイジングケアをはじめ、虫歯予防や細菌の増殖を抑えるなどお口の中を健やかに保ってくれるなど、健康にとって欠かせないものです。
唾液の量が十分か、また虫歯予防などに効果がある質のいい唾液が出ているかどうかなど、定期的に検査をしておくと安心です。
はなふさ歯科医院でも唾液検査を行っていますので、ぜひご利用ください。
お口の中が健康だと、食事もおいしく表情もイキイキしてきますよね。なんでもよく噛んで食べられる健康的なお口は、若々しさや美しさの源です。
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