2022.04.28
- 歯とお口のセルフケア
デンタルフロスは、歯のすき間を広げてしまう?
毎日歯ブラシでブラッシングしただけでは、虫歯や歯周病の原因となるプラークや食べ物のカスが残ってしまうことがあるのをご存じですか?
そこで毎日の歯磨き習慣にとり入れてほしいのが「デンタルフロス」です。歯ブラシだけでは取り切れない、歯と歯の間に残ったプラークや食べかすを、すっきりとキレイに取りのぞいてくれます。
とはいえ患者様のなかには「歯のすき間が広がってしまいそう」というお声も。そんなご不安にもお答えしながら、デンタルフロスの魅力や使い方をご紹介させていただきます。
◆デンタルフロスですき間は広がらない
歯と歯の間に歯科用の糸を通して、プラークや食べかすを掻き出すデンタルフロスは、慣れないうちは少し痛みを感じたり、歯ぐきに血がにじんだりして、不安に思うことがあるかもしれません。
ですが使っていくうちに痛みもだんだん感じなくなり、血のにじみも減っていきます。
また「デンタルフロスで歯のすき間が広がる」という噂は、事実ではありません。歯を実際に動かすためには大きな力が必要で、デンタルフロスを通したぐらいの力では、すき間ができるほど動いたりはしないのです。
もしデンタルフロスを続けることで、歯のすき間が広がったように感じたなら、考えられる原因は2つです。
1つ目は、歯間を衛生的に保ったことで歯肉炎が治まって、歯ぐきの腫れが引いたから。
2つ目は歯間に詰まっていた汚れがとれたから。
いずれにしても、歯と歯の間にすき間ができたと感じるのは健康かつ衛生的な状態になった証拠です。ただし、違和感を感じるなど気になることがある場合は、歯科医院に相談してください。
◆使い方もカンタン!
デンタルフロスは、朝夕の歯磨き後に使うのが理想です。また朝は忙しくて時間がないという方なら、夜の歯磨き後だけでもデンタルフロスを使うよう心がけましょう。プラークが歯に付着してから約24時間で悪い菌が増殖しはじめるため、一日一度は歯間までしっかりお掃除すると安心です。
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歯間掃除の手順(下の歯の場合)
- ①デンタルフロスを両手で持ってピンと張ります。片方の指を歯の外側に、もう片方の指を内側に入れて、歯と歯の間に優しく差し込みます。
- ②ゆっくりとスライドさせながら、歯ぐきまで引き下げます。
- ③デンタルフロスを動かし、両側の歯の側面をこするようにしてお掃除していきます。
- ④お掃除が終わったら、ゆっくりと引き上げて抜きましょう。この時、引っ掛かりがあればかぶせ物かもしれませんので、無理に引っ張らず、前から引き抜きましょう。
- ⑤糸を持つ場所をずらし、新しい部分で次の歯間をお掃除します。
歯ブラシだけではプラークの61%しか除去できないのに対し、デンタルフロスを併用すると、79%ものプラークが取れるという調査結果も出ています。
※日本歯科保存学雑誌(2005年)掲載データより
デンタルフロスには糸巻きタイプやホルダータイプ等いろいろあり、使い勝手も異なります。ご興味のある方は、はなふさ歯科医院のスタッフにお声がけください。初心者の方でも使いやすい製品や、詳しい使い方などをご紹介させていただきます。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
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