2022.06.30
- 歯とお口のセルフケア
- 治療と予防歯科
気を付けて!思春期性歯肉炎。
実は「中高生の約5人に1人が歯肉炎になっている」ということをご存じですか?※1
歯肉炎というと中高年者のイメージが強いのですが、実は中学生や高校生など若い世代でもなりやすく、「思春期性歯肉炎」と呼ばれています。
ではなぜ若い人でも歯肉炎になりやすいのか?その理由や歯肉炎予防のためのケアをご紹介させていただきます。
※1 中学生・高校生における歯肉に炎症所見を有する者は19.8%。(平成28年 厚生労働省「歯科疾患実態調査」より)
◆思春期性の歯肉炎とは?
歯肉炎の主な原因は、歯磨きがうまくできずに残った食べ物のカスや、溜まったプラークですが、それ以外にもホルモンバランスが原因となるケースがあり、それが思春期性の歯肉炎です。体の成長に伴ってホルモンのバランスが大きく変わることで歯肉炎にかかりやすくなってしまうのです。
歯肉炎の初期は大きな痛みもないことから、知らないうちに進行してしまうこともあり危険です。歯肉炎が進むと歯を失ってしまう場合もありますので、こまめに鏡を見たり触ったりして、歯ぐきの状態をチェックしましょう。
◆始めよう!歯肉炎のセルフチェック
健康な歯ぐきはピンク色で、歯と歯の間の形状もキレイな三角形をしています。また触ると引き締まって硬さを感じます。逆に以下のような状態は、歯肉炎のサインかもしれません。
- ・歯ぐきが赤くなっている
- ・歯を磨くと出血することがある
- ・歯と歯の間の歯ぐきの先端が丸みをおびている
- ・触るとぶよぶよしている
- ・口の臭いが気になる
1つでも当てはまる場合は、歯肉炎の可能性があります。痛みが無くても、放置せずに歯科医院で診てもらうようにしましょう。
◆適切なケアで、お口の中を健康に!
歯周病の予防に大切なことは、セルフケアをきちんと行い歯垢をためないようにすることです。
それにはまず、正しい歯磨き方法をしっかり覚えて、朝と寝る前(できれば昼食後も)きちんと歯磨きをするようにしましょう。
さらに歯間ブラシやデンタルフロスもおススメです。歯ブラシだけで除去できる歯垢は全体の約50%ともいわれています。※2 歯と歯の間に溜まりやすい歯垢を歯間ブラシやデンタルフロスでしっかり落とすようにしましょう。
歯を磨く際は、下記に書かれた歯垢が残りやすい箇所を意識して、ブラッシングや歯間掃除をするようにしましょう。
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要注意!歯垢が残りやすい場所とは?
- ・歯と歯の間
- ・歯と歯ぐきの境い目
- ・歯奥の溝
- ・歯の内側
※2 日本歯科医師会のWEBサイトより
◆プロによるケアもお忘れなく!
毎日の歯磨きなどセルフケアをしっかり行っていても、歯ぐきの内側に溜まった歯垢や、取り残した歯垢が溜まって固まった歯石など、自分では取りきれないものもあります。放っておくとやはり歯肉炎の原因になってしまうので、定期的に歯科医院に通い、歯垢や歯石除去を行うようにしましょう。
はなふさ歯科医院でも歯石除去などの定期メインテナンスを行っていますので、歯肉炎予防などお口の健康のために、ぜひご利用ください。
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
<受付時間>
月・火・水・金 9:00~12:30/14:30~17:15
木・土 9:00~12:15/14:00~16:45
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