岡山市南区浦安・岡南エリア 歯ピネスで地域をつなぐ、健康ステーション はなふさ歯科医院

はなふさ歯科医院では、3カ月に一度の定期検診をおススメしています。定期健診では、お口の中に異常がないかなどをチェックし、さらに歯石の除去や歯の表面にフッ素塗布をするなど虫歯予防のための処置も行います。

患者様のなかには「問題が見つかって治療が始まるのがおっくうで」と検診を敬遠される方もいらっしゃいます。ですが、はなふさ歯科医院では「症状の発見＝治療」だけが正解とは考えていないため、何か症状を発見したからといって、必ずしも治療するわけではありません。今回は、検診と治療についてはなふさ歯科医院の考えや方針についてご紹介させていただきます。

＜目次＞
• ◆検診の現状
• ◆検診結果をどう生かすか
• ◆検診＝健康探し

◆検診の現状

定期検診は虫歯や歯周病を早期のうちに発見し、手遅れになるのを防げるなど、お口の中の健康維持にとても有効です。

ですが一方で、検査の精度がとても上がり、本来なら放っておいても自然治癒するような症状なども見つかります。こうした症状まで治療してしまうと、過剰な施術やお薬によって、かえって身体に負担がかかってしまうケースもあります。

また高齢の患者さんの場合には、次から次へと何かしらの症状が見つかるので、全てを治そうとするといつまで経っても治療が続き「健康な状態」にたどり着けません。

せっかく健康のために検診を受けても、これでは逆効果ですよね。

◆検診結果をどう生かすか

歯科だけではなく、現代の医療は病気や異常を敵として捕らえ、退治することが正しいと考えられています。ですが、本来の病気治療の目的はあくまでも「患者様が幸せに暮らせる」ことです。

そうした考えに基づいて、はなふさ歯科医院ではまずは患者様が「どんな生活を送りたいのか」「お口の中の状態がどうなれば満足なのか」といったお話をしっかりと伺うようにしています。そして検診の結果、なにか症状が見つかっても「患者様が理想とされている生活やお口の中の状態を脅かすものではない」「今後悪化して患者様を苦しめることがない」とわかれば特に治療は行わず、ひとまず経過観察を続けるようにしています。

患者様に害を及ぼさない症状であれば、無理して治療をする必要はありません。病気に向き合うのではなく、患者様の幸せに向き合うのが良い医療だと、はなふさ歯科医院では考えています。

◆検診＝健康探し

最近では、健康寿命という考え方に注目が集まっています。これは、単にいくつまで生きられるのかを示す寿命とはちがい「健康上の問題によって制限されることなく生活できる期間」のことを意味します。いいかえれば「楽しく健康に、人生を楽しみながら生きられる期間」です。

定期検診はまさしくこの健康寿命を助けるためのもの。検診結果で常にお口の中の状態を把握して、治すべき症状はしっかり治療し、必要のない治療は行わないという賢い選択をすることで、無駄な時間やストレスをかけずに、健康的な暮らしを手に入れることができます。

つまり、はなふさ歯科医院が考える検診は、病気探しではなく健康探し。健康寿命を延ばし、楽しく健康な人生を実現すためにも、定期検診を習慣づけることをおススメします。

はなふさ歯科医院では、定期健診を行っています。どうぞご利用ください。