2021.08.12
- 歯とお口のセルフケア
自宅で虫歯予防 ~フッ素ケアを始めよう~
虫歯予防の対策として注目を集めている「フッ素」。ほとんどの歯科医院では、定期メインテナンスの際にフッ素を塗布してくれます。しかも海外では、国の政策として水道水にフッ素を混ぜ、虫歯予防に取り組んでいるところも。
これは水道水フロリデーションと呼ばれ、アメリカやオーストラリア、イギリス、香港やシンガポールなどで実施されています。WHO(世界保健機構)もその安全性や効果を認め、普及を支持しているそうです。
残念ながら、日本ではまだ水道水フロリデーションは行われていませんので、自主的なフッ素ケアが必要です。今回は、「フッ素がなぜ虫歯予防にいいのか」「自宅でできるフッ素ケア」についてご紹介します。
◆なぜフッ素は虫歯予防にいいの?
実は私たちが食事をするたびに口の中は酸性になり、歯を虫歯から守るエナメル質を溶かしてしまいます。それを唾液によって再生(再石灰化)するのですが、唾液が少ないなどの理由で再石灰化が追い付かないケースも多いのです。
そこで再石灰化を補ってくれるのがフッ素です。フッ素の塗布で再石灰化が促進され、歯が強くなり、初期の虫歯なら直してしまうこともあるのです。また虫歯菌の活動を抑える効果もあるなど、フッ素は歯の強い味方なのです。
◆何歳からフッ素ケアを始めるべき?
乳歯が生え始めたら、すぐにフッ素ケアをするのが理想です。乳歯はまだ弱いので歯の表面が溶けやすく、虫歯の進行も早い状態です。もちろん永久歯に生え変わっても、フッ素ケアは必要です。生えたての永久歯は虫歯になる危険性が高いので、特に注意が必要です。
高齢者の方にもフッ素ケアはおススメです。年とともに歯ぐきがやせて、歯の根元が露出してくるのですが、この部分もまた虫歯になりやすく、高齢になってから急に虫歯が増えたという人も少なくありません。
つまりフッ素によるケアは、乳歯が生え始めてからずっと、生涯にわたって必要なケアといえそうです。
◆自宅でできる3つのフッ素ケア
では、自宅で簡単にできるフッ素ケアをご紹介しましょう。
・フッ素高配合の歯磨きペーストを使おう
歯磨きペーストはフッ素入りのものがおすすめです。できればフッ素濃度が500ppm以上のものを選びましょう。フッ素が高配合されている商品なら、たいていパッケージにフッ素濃度が書かれているのでチェックしてみてください。
歯を磨いた後のすすぎは少量の水を口に含んで1回で終わり。フッ素を洗い流しすぎないようにしましょう。歯を磨いた後は、2時間ほど飲食を控えるようにするとよりフッ素の効果が長持ちします。
・フッ素ジェルも効果的!
フッ素ジェルを使うのも、虫歯予防に効果的です。使い方は、歯ブラシにジェルをつけて、すべての歯にいきわたるように磨き、軽くうがいをするだけ。
はなふさ歯科医院で取り扱っているジェルは、口の中にさっと広がるようにできているうえ、年齢別になっていて、生後6ヵ月から使えます。歯磨きがまだうまくできない小さなお子さんのケアにも効果的です。味も選べるので、お子さんたちからも「楽しく磨ける」と人気です。
・カンタンで高い効果のフッ素洗口液
フッ素配合の洗口液(マウスウォッシュ)なら、1日1回、口の中でブクブクうがいするだけ。すすぎも必要ありません。フッ素が歯のすみずみまでいきわたり、虫歯を予防してくれます。使用のタイミングは、就寝前がおすすめです。いつもの歯磨きにプラスして使いましょう。
写真の洗口液は、はなふさ歯科医院で取り扱っています。携帯用もあって、便利ですよ。
手軽に虫歯予防ができるフッ素ケア、ぜひご自宅でも試してみてくださいね。上で紹介した以外のフッ素ケア商品も取り揃えていますので、お気軽に見に来てください。商品の詳しい特長や使い方もご紹介させていただきます。
そして、歯科医院での定期メインテナンスでのフッ素塗布もお忘れなく!ホームケアよりも効果の高いフッ素ケアを行っています。毎日のお手入れと歯科医院さんでのケアで、虫歯や歯周病のない健康的なお口を実現しましょう!
岡山市南区浦安本町73-6
TEL:086-265-7007
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