2022.05.26
- 歯とお口のセルフケア
美味しい食事には、何本の歯が必要?
年齢を重ねても、一生涯自分の歯で美味しく食事ができたなら、とても幸せなことです。人間の歯(永久歯)は28本あり、親知らずを加えると32本。歯の本数が減っていけば、その分食べられる食事内容も変わってきます。
いつまでも、美味しく健康的な食事ができるよう、今回のブログでは歯と食べ物の関係について、そして歯を残すためのケアについてご紹介しましょう。
- <目次>
- ◆歯の役割
- ◆歯と食事の関係
- ◆自分の歯を残すには?
◆歯の役割
皆さんのお口の中にある歯は1本1本形や大きさが異なり、「前歯」「糸切り歯」「奥歯」の3種類に分かれます。それぞれが違う役割をしていて「前歯」は食べ物を噛み切り、「糸切り歯」は肉などを引き裂き、「奥歯」は食べ物を細かくすりつぶします。この3つの役割がそろっていることで美味しく食事ができるうえ、効果的に栄養を吸収することができるのです。
◆歯と食事の関係
およそ20本以上の歯があれば、大抵のものが食べられますが、それより減ってしまうとだんだん硬いものを食べることが難しくなってきます。80歳になっても歯を20本以上自分の歯を残そうという「8020運動」も、そうしたことから注目を集めています。
では、歯の本数と食べられるものの関係について見ていきましょう。
【5~0本】
うどんや、バナナ、ナスの煮つけなど、柔らかくて嚙みきりやすいものが、食べられるものの中心になります。
【17~6本】
噛み応えのある厚切りの豚肉や、レンコン、かまぼこ、きんぴらごぼうやおこわなどが食べられます。
【18本以上】
硬いフランスパン、スルメイカ、せんべいのほか、嚙み切りにくい酢だこやイカのお刺身、たくあんなど、大抵のものが食べられます。
さらに、55歳から75歳の人を対象に行った調査※では、「食事がとてもおいしい」と感じている人の歯の平均本数は約20本。それに対して「食事が美味しくない」と感じている人の歯は平均約11本という統計も出ています。
※「食の満足度および歯科保健行動と現在歯数の関連について」(公益財団法人8020推進財団 指定研究事業報告2007より)
こうして歯と食べ物の関係を知ることで、「たくさんの歯を残そう!」と感じていただけると嬉しいです。
◆自分の歯を残すには?
自分の歯をできるだけ残すためには、普段のケアと歯科医院でのプロによるケアの両方を取り入れることが大切です。中でもまず始めていただきたい3つの習慣をご紹介します。
①食事の時はしっかり噛む
噛むことで口の周りの筋肉を維持し、歯や口の衰えを防ぐ効果があります。また唾液をたくさん分泌するので、虫歯や歯周病予防にも。
②歯磨きなどホームケアを大切に
朝と寝る前、できれば昼食の後にも欠かさず歯を磨きましょう。その際、フッ素入り歯磨きを使うとより効果的です。またデンタルフロスや糸ようじなどを使うのもおススメです。
③定期メインテナンスに通う
お口のなかに違和感がある時だけでなく、普段から歯科医院へ定期健診に通うようにしましょう。自分では取り切れない歯石の除去をはじめ、虫歯予防のためのフッ素塗布など、虫歯や歯周病の予防ができます。
はなふさ歯科医院でも定期メインテナスを行っていますので、ぜひご利用ください。まずは患者様の歯や歯ぐき、お口の中の状態をチェックし、お一人おひとりに合った予防プログラムをつくります。
歯を大切にして、いつまでも美味しく食事を楽しみましょう。
岡山市南区浦安本町73-6
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